
(社)千葉県建設業協会千葉支部(船越博文支部長)は3月28日、千葉市の熊谷俊人市長と習志野市の荒木勇市長を訪ね、東日本大震災における被災地である両市に対し、震災復旧に向けて総額300万円の災害見舞金(寄付金)を贈った。
千葉支部からは、船越支部長他執行部6名が出席。千葉市(午前)では、熊谷市長と幹部習志野市(午後)では、荒木市長をはじめ幹部らに対応していただいた。
このうち、千葉市においては、まず、船越支部長が熊谷市長に対して、先日開いた緊急理事会で災害見舞金の贈呈を決めたことに言及。「もちろん日本には頑張ってもらわなければならないが、まずは地元、千葉県も被災県の一つである」とし、「我々が目の当たりにしたのは、千葉市及び習志野市という当支部管内において、液状化現象などによる激甚な被害を受けたことである。会員の中から、『是非とも義援金というかたちで千葉市に貢献したい』とういう声が上がった」と説明。
また、これまでの災害復旧活動については、「千葉市をはじめ県内施設に対して、我々会員は迅速な対応が取れたのではないかと自負している」と弁。
これらに対して熊谷市長は、「本当に素晴らしいご活躍に大変感謝している」と述べたうえで、「今回の災害復旧活動において、会員の皆さんにはフル回転で協力頂いているが、従業員の方々の健康面は大丈夫かと心配している。お見舞金は大事に活用させて頂きたい」との礼を述べた。
その後の懇談の席で熊谷市長は、「市民の皆さんからは、建設業協会をはじめ多くの業界団体の皆さんがご尽力されていることを、色々なところで耳にしている」とし、 これを受けて船越支部長は、「まさか千葉県が被災県になるとは、多くの人が想像していなかったと思う。会員においても、今回の地震で家族の方が亡くなったり、液状化現象などで社屋が傾いた方々がいる」との状況を説明するとともに、「卓球の福原愛さんの言葉を借りる訳ではないが、やはり『頑張れ日本』とともに、『負けないで美浜区』とエールを送り、皆んなで応援し活動して、市民生活の一助になりたいという思いでいっぱいである」との胸中を吐露した。
「東日本大震災」の発生に伴い、県との災害協定に基づき(社)千葉県建設業協会千葉支部では、これまでにパトロール・舗装修繕・看板設置・常温合材での段差復旧をはじめ、美浜豊砂地区での車道の舗装版撤去、亀裂応急復旧、歩道土砂撤去等、幕張新都心地域、印旛沼下水道終末処理場、菊田川ほか液状化現象発生に伴う地盤沈下、陥没等被災個所の応急復旧倒壊電柱等の復旧、学校等公共建築物のつなぎ目補修等の作業ほかの災害復旧活動にあたっている。
<建設タイムズ提供>